日本人が財布をなくしたら?
実は、検証というのは嘘で財布を無くしました。
無くした翌日、家のどこかにあると探しましたがありませんでした。
前日行った場所に忘れたかと思って、電話をしましたが、落とし物として届けられていないということでした。
それ以外では車の中かと思いましたが、ありませんでした。
本当に青ざめ、落ち込み、悩みました。
お金はほとんど入っていませんでしたが、運転免許証などの身分証明書やクレジットカードや銀行カードが入っていたので、悪用されることも心配でした。
財布自体も良いものだったので、もう一度同じランクの物は買えないと思いました。
念のために警察に連絡
もし落とし物として届けられていたら、警察は何らかの方法で私に電話連絡すると思っていました。
そのため、警察には連絡していませんでした。
警察のWebサイトで紛失物を探しましたが連休で更新されていませんでした。
でも、もうできることをすべてするしかないと思い、警察に電話しました。
すると、データベースに該当のお財布があるようです、と明るい知らせが即答で返ってきました。
警察から連絡が来なかった理由は、クレジットカード会社に本人の連絡先を聞いてから連絡するが、クレジットカード会社が連休でお休みだったためだそうです。待てば連休明けに連絡が来たらしいです。
急いで地下鉄で30分かけて取りに行きました。実際に私の財布でした。
本人確認の為に、別のクレジットカードや本人確認代わりになるものを持参しましたが、免許証の顔と照合し受け取れました。
どこにあったのか?
家の前の駐車場で落としていたようでした。
雪が降っていたため、落とした音が吸収されて気づかなかったようです。
落とした8時間後に警察に届けられていました。
本当に日本では落とした財布が戻ってくる!
人を信頼していない訳ではありませんが、日本でも目の前に誰もいなくて、お金があれば、取ってしまう人はいると思います。
日本で財布を落としても戻ってくる、というのは当然の文化だと思っていましたが、いざ、自分が無くしてみると、それは本当にひとりひとりの意識の高さの上に成り立っていると分かりました。
しかし、油断厳禁です。
たいていの場合、どこで落としたのかなくしたのか、わからないため、日本人に善意があっても、見付かる可能性は不明なのです。