日帰り温泉

十勝岳温泉 湯元 凌雲閣;登山口にあって、温泉も良くて、登山者には絶好の旅館です。登山者ではなくても温泉と自然を満喫できます。

「雲を凌ぐ宿」という意味で、『凌雲閣』と名付けられています。温泉宿の建設には、資材をすべて人間と馬だけで手運びで、1日何度も運び上げてすごい労力でつくられた宿です。温泉も茶褐色の透明ではない温泉と、透明の温泉と2つあり、雄大な自然が見える露天風呂も楽しめます。

特徴

十勝岳などの登山口にあるため、登山をされる方には、非常に好立地です。
朝起きると、外では登山者が早朝から隣の山道から登り始めていました。
またチェックアウトの時も、下山して温泉に入りに来た人や、のんびりソフトクリームを食べている人もいました。
私達は温泉の評判で泊まりに来たのですが、あまりに山が近くで登山口がすぐとなりにあったことから、翌朝途中まで登山をしました。本当に良い景色でした。

肝心の温泉は源泉かけ流しで、これほど透明度がないほど茶褐色の温泉に入ったことがないというくらい、非常に濃い温泉です。

凌雲閣さんから許可を得て画像を掲載しています

昭和35年5月、地図を作成するため測量に入った創業者が、渓谷の温泉に気付き旅館を始めたということです。

凌雲閣さんのサイトから許可を得て画像を掲載しています
ロビー

こちらで食べたソフトクリームはとても美味しかったです。

湯元凌雲閣 レストラン岳のソフトクリーム;十勝岳登山口にある旅館で、美味しい牧場ソフトクリームが食べられます。ぜひ登山前後に素敵な温泉と一緒にどうぞ。山の上にある源泉かけ流しの素敵な温泉にあるレストランで、美味しいソフトクリームがいただけます。斎藤牧場の牧場ソフトクリームです。絶妙な固さに仕上げてあり、ハイクオリティです。...

温泉

温泉は鉄分を含んでいて、空気に触れると茶褐色になります。
濃度も濃くて重みがあるように感じますが、成分や透明度がないせいでそのように思うのかもしれません。

タオルが温泉水につくと、茶色くなりました。
濃厚な温泉に入っている感じがします。非常に珍しい温泉なので、温泉好きには一度体験していただきたい温泉の1つになります。

内湯にも外湯にも大きな岩が置かれていて、趣があります。
外湯は横の岩をくぐって出るような部分もありました。

内湯は2つの源泉の湯舟があります。1つは外と同じ濃い茶褐色、もう一つは濃い透明度のある茶褐色或いはコーヒー色です。

お部屋

私達はほぼ当日問い合わせをして、泊めていただいたので残り開いているシンプルな和室6畳でした。
トイレと洗面台は共同の場所がありました。
他には、洋室と、バストイレ付の12畳の和室と、バストイレなしの10畳があります。

人気の宿なので、突然空いていることは少ないと思いますが、十勝方面に日帰りで行くことを別の人と会話していて、そこまで行くなら凌雲閣に泊まったらいいよ、と聞いたので、早速問い合わせてみたら、1部屋一番小さい部屋なら空いているということで、朝食付きで泊まりました。とてもラッキーでした。夕食付プランもあります。

ちなみに、昭和37年創業なので、施設はやや古い部分もあります。これは致し方ありません。

朝食

直食は品数の多い、しっかりとした和食でした。これにご飯とお味噌汁がつきました。

朝食の場所からは、部屋が見下ろせて非常に綺麗な景色を見ることができます。

湯舟でのお話

夜一人で入っていると、女将さんが入ってこられました。
結婚したばかりの時には、車がない時代だったので、人や馬で荷物をここまで運んできた、というお話をしてくださいました。詳細は覚えていませんが、昭和35年から温泉が作られたそうなので、20201年現在から61年前です。車で来るのもかなり奥まっていたので大変でしたが、歩きだとさぞかし大変だっただろうと思いめぐらしていました。

感想

うさ

あまり前情報調べず、ただオススメされて行ってみたけど、想像より温泉が特徴的で良くて、
更に景色も良くて、別世界でリフレッシュできたわ。

わん

僕は山が大好きなので、山を見ながら入る温泉は良かったよ。
少し登山もできたからね。
今度行く時にはもっと登山準備をして行きたいな~。
最高の立地だよ、登るしかないね。

アクセス

住所〒071-0500 北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
TEL0167-39-4111
営業時間
Webサイトhttps://www.ryounkaku.jp/

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※写真一部は、凌雲閣さんのサイトから許可を得て画像を掲載しています