火星探査車が火星に着陸したニュース
火星にアメリカの探査車が着陸したニュースを見た時、夫が一大事だと目を輝かせていたました。
大変だ!火星にアメリカの探査車が着陸した。
これは人類にとってすごいことだ!
へぇー、すごいね。でも、あまりに私の人生に縁遠くて、遠い世界の話だよ。
火星に帰らなくてはいけない
その日、元気のない彼・・・。
なんだか元気ないね。しょんぼりしてどうしたの?
ふるさとに帰りたい。火星に帰りたくなってきた・・・。
え?ふるさとは火星だったの?
あの探査機は無人で、火星には酸素も水もないはずだけど・・・。
ってことは火星人?(一応のってあげる)
それは言えないんだけど、
火星人の挨拶を教えてあげよう。
(彼は両手をグッドラックの形にして、それぞれのこめかみにあてて、私の方に向いた)
こういう方法だよ。
探査機のこだわり
とにかく急いで火星に戻らないと・・・
急ぐの?
もしかしてアメリカの探査機からふるさとを守りに行くの?
なぜ行くか詳しくは言えなんだけど・・・。
車が必要なんだ。
アメリカの車は僕の車じゃないんだ・・・。
でしょうね・・・。
あなたのならあなたを置いていくはずないし。
5月に中国が行くらしいけど、それがあなたの車?
秘密。とにかく一旦帰るよ。
お里帰りは止めません。どうぞ・・・。
夫のお母さんにメッセージ(3人で見れるもの)
(大変です(笑))
「彼が火星に行きたがっています。(笑)」
「私達も機会があれば行きましょう!」
(・・・なんと!そう来たか!
壮大なロマンを持つ親子だ。
この親にしてこの子あり・・・。)
ほのかに彼らが火星人かもしれないという残り香を残したまま(笑)、彼は今も火星の話を楽しそうにしています。
出不精な私は、火星にはまだ行きたくないかなぁ・・・。月でも遠いのに。
そんな遠いお里帰りはおひとりか親子でどうぞ。
遠くから見守らせていただきます。