温泉旅館

然別峡かんの温泉;大雪山の深い山の中に、13の源泉と11の湯舟がある温泉のデパートと言われる温泉

13の源泉と11の湯舟があり、治らない病気はないと言われる温泉です。
携帯の電波も届かない深い山の中にあります。とある番付では北海道の温泉の横綱に挙げられています。ぜひ一度行ってみる価値ありです。

かんの温泉

大雪山の山の深いところにあります。携帯の電波も届きません。
なんといっても魅力は13の源泉と11の湯舟がある温泉です。
治らない病気はなと言われ、湯治に何日も泊まられる方もおられるそうです。
また全国にファンも多く、道外から来られる方も珍しくないそうです。

とある北海道温泉番付では西の「横綱」と記載されています。
所以はやはり源泉の多さです。これほどの源泉を持つ温泉は全国でも少ないのではないでしょうか。

お部屋

お部屋は広く、綺麗で、お洒落なストーブ(飾り)もありました。

夕食

夕食も地元の物が多く、充分な量と質です。

温泉;11の湯舟のうちまず5つ

温泉は全種類入りました。温泉は男女合わせて11の湯舟があります。時間によって男女入れ替えます。

つまり、当日夜と朝に入れ替わるので、全部の温泉を堪能するには、温泉の数と夕食のことも考えると一泊の方は早めに到着されることをお勧めします。

これは宿泊棟と同じところにある「イカロ・ボッカの湯」です。少しぬるめでしたが、全湯舟は日によって温度が違うそうです。源泉かけ流しかつ自然にままに影響されていて、おもしろいです。

さて、宿泊棟から一旦外に出て、目の前に温泉棟がありますので、こちらに移動します。
こちらには9つの温泉があります。上の図の通りです。

温泉棟を入ったところはこんな感じでとても居心地よい空間になっています。

こちらは「イナンクルアンナーの湯」(幸せになろうねの湯)です。
全部紹介するのですが、だいたい1度に5つ以上の湯舟に入り、それぞれ泉質や色や温度が違うので、もう入っていても良く分からなくなります。極端に小さい湯舟もあるため、湯舟の大きさと、温度と入った時の合うかどうかの直感になります。

ほぼ湯舟と湯の名前になるため、飽きそうな方は、少し読んで次の段落「温泉;貸し切り露天風呂;幾稲鳴滝(いねなるたき)の湯」をご覧ください。

そしてこちら「イナンクルアンノーの湯」(幸せになろうぜの湯)です。

「秋鹿鳴の湯」とこの右側に「春鹿鳴」の湯があります。こちら2つはこの日ぬるくて入るのは無理でした。

温泉;貸し切り露天風呂;幾稲鳴滝(いねなるたき)の湯

さて、再度外に出て、貸切露天風呂(有料千円)に入ります。
小さな小屋のような所が脱衣場になります。
また露天風呂ということですが、冬はビニールで仕切りがあって寒いもののインドアのようになっています。

ここの泉質が一番良いということで、千円払って入りましたが、確かに泉質も、温泉の色も、湯舟の大きさも、木の作りもとても素晴らしいです。しかも貸し切りなので30分くらいですがゆっくり堪能することができました。

翌日男女交代になった温泉5つ

下の写真は、男女交代になって翌朝入った温泉5つ(4つです)。
すぐにある「ウルカルアンナーの湯」(また会おうねの湯)です。
湯の花が石灰華していて、とても効きそうです。水が若干青っぽくなっています。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、少し熱めのお湯でしたが、一番入りやすく気持ちよい温泉でした。

次は同じく「ウヌカル」がつきますが、語尾が「アンノー」です。「ウヌカルアンノーの湯」(また会おうねぜの湯)というわけです。女性の言い方と男性の言い方の違いですね。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉なので、ほとんど同じですが、源泉は「イカロ・ボッカの湯」と同じということです。

少し通路が岩があったり深い洞窟の入り口のようになっていますが、距離は短いです。
奥に進むと3つの湯舟があります。1つ(コンカニペの湯)は現在使えません。

かなり大きめでゆったり入れる温泉です。
目の前に外の窓が見れるので、雪景色を見ながら入ることができました。

そしてこちらかなり小さい湯舟の「シロカニペの湯」です。小さくやっと一人は入れる大きさで、ぬるめです。

こちら現在工事中の「コンカニペの湯」です。
上の方から流れる泉質を表していると思われるぬるぬるが、とても興味そそられます。
ここにある波切の湯にもシロカニペの湯の床にもぬるぬるがあって、これはこの「コンカニペの湯」から来ていると思われます。入れたとしても、こちらもとても小さな湯舟です。

朝食

直食も素敵な朝食でした。写真なくすみません。

感想

わん

一番貸し切り風呂が良かったよ。
本当にぐっすり眠れて、翌朝残りの5つに入らなかったんだ。
これもとても贅沢でしょ。
これが僕流のやり方だよ。じっくり満喫し、堪能する。

うさ

私は1つ入れないところ以外はすべての温泉に浸かったよ。
1度に10以上の源泉のかけ流しの温泉につかる経験は、ここではないとできないと思うわ。
とても贅沢な経験で、一度は経験してみたら面白いと思う。
どの温泉が効いたのかわからないけど、翌日は身体が本当に軽かったわ。

アクセス

住所〒081-0344 北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班
TEL050-5319-4068
駐車場あり
Webサイトhttps://www.kanno-onsen.com/

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※旅館の許可を得て、温泉内に人が居ない時に撮影させていただきました。