ニセコ五色温泉；ニセコの山に囲まれた場所にあり、硫黄の匂いがする源泉かけ流しの温泉です。湯治など長期宿泊もできます。

特徴

建物は２つあります。１つはこちらで、離れにもう一つ温泉宿があり湯治ができるようです。
外見は木造の趣がある建物でしたが、中は鉄骨のそれほど古くない建物です。

日帰りで訪れましたが、宿泊も本館と別館で17室あり、湯治客用に炊事場もあります。
この大自然の中で登山をしたり、湯治をしたり長期宿泊をすると、心身にとても良い気がします。
湯治はしたことがありませんが、一度してみたいです。

温泉は２つあります。「大浴場」と「から松の湯」です。どちらも男女あります。
同じくらいの大きさだと思います。

こちら大浴場の露天風呂です。
ニセコイワオヌプリとニセコアンヌプリが見えます。壮大な景色の中の源泉かけ流しの温泉は最高です。

が、景色は全面に見えにくく囲いを多めにとってあります。
というのも多分、近くの展望台の方から見ようと思えば見える箇所があるからだと思います。
実際こちらから登山の人が見えたので、気になる方は入浴の時の外から見える角度にご注意ください。
（向こうからこちらを見たわけではないので分かりませんが、女湯の方から展望台の人は小さくですが見えました。）

景色も温泉も最高です。やや熱めですが、長く入っていられる気持ち良い温度です。

特に流れ出る源泉の音が、心地よい小さい滝の音のような癒しになって、気持ちよく入り続けられます。

大浴場の内湯です。湯けむりではっきり写真が撮れていなくてすみません。
外で感じた硫黄の匂いは中ではしません。あの匂いはどこに行ったのだろうというくらい、匂いを気にせず快適に入れます。

大浴場の内湯は、入ってすぐと奥と２つあります。どちらも青緑っぽい透明の温泉でした。
からんが泉質の影響で、青緑っぽい色がついているところが、泉質の濃さのように思われます。

こちらから松の湯の内湯です。外湯は工事中で暗かったので内湯だけの写真になります。
新しくてとてもきれいな洗い場と浴槽でした。
洗い場の新しさから言えば、から松の湯に入る方が新しいですし、露天風呂の良さは大浴場の方が趣と大自然で良いように思います。

入浴料

日帰り入浴は　大人　800円　小人　500円
入り口に利用券を購入する機械があるので、お金を入れて購入します。
タオルのレンタルもできます。
レンタルバスタオル　300円　レンタルハンドタオル　300円

フロントスタッフ不在の場合、チケットをかごに入れてください、と入り口にありました。
おおらかな環境です。

感想

アクセス

アクセス難易度は、特に冬は自家用車でも高く、公共交通機関のバスは冬はありません。
冬自家用車で行く場合（ １１月から５月下旬頃まで）、道道５８号線は通行止めになるため、
道道66号線から行く必要があります。

倶知安の当期通行止め情報をご覧ください。
ちなみに私たちは2020年11月上旬に訪れましたが、初雪で帰り道がまさかの吹雪になりました。
山の天気は変わりやすいです。

冬季は積雪状況により営業時間の大幅な変更があるということが記載してあります。

温泉自体も冬の積雪状況で営業時間が変わると明言されているので、訪問者のアクセス難易度は当然その時、更に増します。冬の積雪時、温泉に営業をご確認されることをオススメします。また札幌が大丈夫でも、ニュースなど天気予報を確認し、一度温泉の営業時間をご確認ください。

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※旅館の許可を得て、温泉内に人が居ない時に撮影させていただきました。