特徴
ここは「元祖」とあるように、豚丼の元祖として知られているお店です。
昭和8年に大衆食堂の店主だった阿部さんが、醤油と砂糖で作った甘辛いタレをつけて豚肉を焼き、ご飯に載せたのが始まりだそうです。試行錯誤の末に現在の美味しい豚丼の元祖ができたそうです。
現在帯広には約200店の豚肉を出すお店があるそうですが、ここが発祥で、なおかつ大人気を維持しているなんて、凄いです。現在は3代目が頑張っていて、家族で経営しているようです。
少し年配の女性の方が、非常に頑張って店内を切り盛りしている姿が印象的でした。
創業当時は大衆食堂でしたが、現在は豚丼専門です。
帯広の道路を渡った向かいにあり、近くはホテルなど多いため、旅行者のアクセスもとてもよいです。
いつも長蛇の列です(コロナ禍の現在は別として)。現在は改装のため、仮店舗となっています。
注文方法
席についてお店の人に伝えます。お会計は、食べ終わった後にレジ横で。
お料理
メニューは豚丼のみで、松竹梅華の4種で、各お肉が4枚、5枚、6枚、8枚となっています。
少し前まで華ってあったかしら?
注文者が多いせいか、忙しいせいか、注文から焼くのかお時間は少し毎回かかるような気がします。
10分程度。焼きたての炭火焼のお肉が、どんぶりの蓋をされて席に届けられます。
が、大抵お肉がはみ出ています。
お肉はすべてロース肉のようです。ほどよい脂肪がついているあたりも良いです。
当たり前ですが、秘伝のタレは非常に美味しいです。
上にのせられているグリンピースは、茶色いお肉の上で見た目の色合いよくするために、という配慮だそうです。
初めてこちらのお店で豚肉というものを食べたのですが、本当に美味しくて感動しました。
どうしてこんなに美味しい豚丼ができるのか、帯広、北海道の宝です。
お値段
料金は変動しているようです。お店でご確認ください。
松、竹、梅、華とあり、以前は850円、950円、1050円、1250円でしたが、今は変わっているようです。
諸説ありますが、松竹梅でランクを表すときに、多くは「松」が「梅」より上とされますが、このお店で有名なお話として、初代の女将さんの名前が「梅」だったから「松」よりも「梅」が上というエピソードは有名です。
アクセス
住所 | 〒080-0801 北海道帯広市東1条南5丁目13 |
TEL | 0155-22-1974 |
営業時間 | 11:00~19:00 定休日;月曜日、第1・3火曜日 |
Webサイト | – |
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